死後の世界はあるのか?   自分の考える生と死の概念について その1

「自分が死んだときどうなるのだろう」

これは誰しもが興味を持つことであるし、天国と地獄、輪廻、無、死ぬ直前の意識が永遠に続く、など多くの仮説が出されています。

決してどれがおかしいとかどれが正しいというわけではないけれども、自分で何となく思いつき信じている仮説があるので一応書いておこうと思います。

 

単刀直入にどういう仮説かを説明すると

生きているという状態は意識の発生と消滅の平衡状態であり、

死んでいるという状態は意識が発生しなくなった状態を表す

という仮説です。

 

これだけだと、よくわからない、又は当たり前だ、と思う人がたくさんいると思うのでもう少し説明すると、

生きている状態であっても現在の自分(の意識)は死に、新しく生まれた自分の意識が今までの自分のすべての知識、感覚を受け継いだものであり、それを極めて短い時間で繰り返している

というものです。

哲学の問題でいうとスワンプマン問題がこれに近い考えです。

スワンプマン問題とは

 

ある男がハイキングに出かける。道中、この男は不運にも沼のそばで、突然 雷に打たれて死んでしまう。その時、もうひとつ別の雷が、すぐそばの沼へと落ちた。なんという偶然か、この落雷は沼の汚泥と化学反応を引き起こし、死んだ 男と全く同一、同質形状の生成物を生み出してしまう。

この落雷によって生まれた新しい存在のことを、スワンプマン(沼男)と言う。スワンプマンは原子レベルで、死ぬ直前の男と全く同一の構造を呈してお り、見かけも全く同一である。もちろん脳の状態(落雷によって死んだ男の生前の脳の状態)も完全なるコピーであることから、記憶も知識も全く同一であるよ うに見える[1]。 沼を後にしたスワンプマンは、死ぬ直前の男の姿でスタスタと街に帰っていく。そして死んだ男がかつて住んでいた部屋のドアを開け、死んだ男の家族に電話を し、死んだ男が読んでいた本の続きを読みふけりながら、眠りにつく。そして翌朝、死んだ男が通っていた職場へと出勤していく。」

                      wikipedia スワンプマン より

 

という問題です。

自分の考え方はスワンプマン問題は正しい、つまりスワンプマンは死んだ男と同一である。ということになります。

 

ここからはスワンプマン問題は正しいとなぜ思ったのかについて説明します。

そのために一つの簡単な思考実験について説明します。

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 上の図には一人の人間と人間と同等の記憶領域があり、その人間と同じ思考演算が可能なコンピューターがあるとします。このとき、人間の持つ記憶すべてをコンピューターにコピーし、それと同時に元の人間が死んでしまった場合、コンピューターはその人自身であるか聞かれた場合、多分それは違うというのが大方の考えだと思います。

 

一方で次の例を考えます

f:id:thinkingichthyostega:20151001225405p:plain上の図はひとつ前の人とコンピューターにケーブルを繋げたものです。

人間とデータが空のコンピュータがケーブルで繋がれておりその人の記憶をコンピューターに少しずつ移動させていきます。つまりその人の記憶をコンピューターにコピーし、元の記憶をその人の脳内の記憶から消去します。もちろん消された記憶はコンピューターに保存されているため、記憶を移動している間もコンピューターから記憶を引き出しいつも通りの行動をとることができます。(ケーブルだといつも通り行動できないと思う人はケーブルを無線通信だと思ってみてください)

すべての記憶を移動させるのに一年かかるとします。

すると、一年後には記憶が一切ない人間と、その人間のすべての記憶を持ち、その人間と同様な思考回路を持つコンピューターがあります。ここで元の人間が死んだ場合残ったコンピューターはその人自身といえるかについて考えると、個人的には言えるのではないかと思います。

今になって説明するのも微妙かもしれませんが、ケーブルで繋がれているものがコンピューターではなく、培養液に入ったその人のクローンだと考えるとさらに分かりやすいかもしれません。

そうした場合、その人の記憶を培養液中のクローンに連続的に移動させ、最終的に元の

 人間が死に、元の人間の記憶を持つクローンが目覚める、ということになります。

さらに言えばさっきのスランプマン問題において、元の人間が死んでからスランプマンができるまでの間に連続性を与えたものが上の例になります。

この場合はどうでしょう?元の人間とコンピューター(またはクローン人間)は同一といえるでしょうか?また、もし同一でないとしたら、いつ同一でなくなってしまうのでしょうか。

 

読みづらい文章で申し訳ありません、、

 

その2につづく、

死後の世界はあるのか? 自分の考える生と死の概念について その2 - 午後のイクチオステガ