なんか

このブログを放置してしばらく経ち、どうなっているのか少し気になり今に至るのですが、調べて見ると、すでにのべ3400人の人がこの放置クソブログを見ている様です。

多分texをダウンロードしてのフォントエラーが発生した人達が解決策としてこのブログを開いた人が大半だと思います。

アクセス履歴を検索してみると少し面白いことが分かったので投稿してみました。


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上の図が一日のアクセス数グラフで下の図が4月のカレンダーです。

このグラフから4月7日から閲覧者数が増加し、その後徐々に減っていることが分かります。

これは多分大学が始まり、texを新しくダウンロードする学生が急増し、自分と同じフォントエラーが発生したためこのブログに流れ着いてしまったのだと思います。

4月8日にアクセス数が急増したのは、その日にどこかの大学の授業でtexを一斉にダウンロードして不具合が生じたからだと思います。

また、面白いことに4月13日あたりから4月30日周辺まで平日のアクセス数がおよそ一日50人ほどで土日の休日のアクセス数が25人ほどであり、休日になるとアクセス数が減ることが分かります。

これも原因は平日に会社、大学、研究所でtexをダウンロードして不具合が生じたとかそんな感じだと思います。


このブログの閲覧数が増えるということは、その人数以上の人がtexのフォントエラーで苦しんでいるということでもあるかもしれません。




ながい追伸

ここに書くことでもないことですが、私がこのフォントエラーの問題にぶつかり、何とか解決したときに感じた事は、自分が今まで当たり前のように使ってきた道具をどれだけ自分は理解しているのだろう、という疑問でした。

私はこのフォントエラーについての記事を書く1年ほど前からtexをノートパソコンで使用しており、デスクトップパソコンでtexをやろうとダウンロードしたときにこのエラーに遭遇しました。(よく考えればノートパソコンのtexをデスクトップパソコンにインストールすれば解決できたのですが、なぜかフォントをダウンロードして直そうとしてました。)なので、texの文章の書き方、コマンドについてはある程度理解しており、レポートを書く程度であれば特に不自由なく使うことができました。

しかし、今回のエラーについては自分は情報系について深く学んでいないため、全く手も足も出すことができず、ただ、エラーコードで検索をして答えを探すしかありませんでした。また、その検索で解決策が出ても、なぜそうするか?などの理由が書いていない、もしくは専門的でよくわからないものばかりでした。当然そういったもの解決策を利用してもエラーが直ることはあまりなく、非常に長い時間を費やしました。

正直、この問題はtexだけのものではないと思います。今、私たちはスマートフォンを当たり前のように操作していますが、中身がどうなっているかについては全く知りません。(原理についてある程度理解していても(CPU,メモリなどがある等)具体的にどうなっているか(どの配線がどの機能を作用させるかなど)を理解している人は少ないと思います。)

確かに、私たちがスマートフォンを利用するにあたってそんなことは一切役に立ちません。専門の人が知っていればいいことです。こうゆうことについて気になってしまうのは自分が物理学を専攻しているからだと思いますが、結局のところ今私たちがスマートフォンを利用できるのは、その構造を完全に理解している人たち(多分一人の人が全ての部分を理解するのは不可能なので、それぞれの部品について理解のある人が集まっているため)が存在するからなのです。もし、その人たちのうち、どこかの分野の人が完全に欠けてしまったら、もうスマートフォンを生産することはできず、戦艦大和の40センチ主砲と同じくロスとテクノロジーになってしまいます。

一方、仮に内部構造を理解する人はいなくなってしまったが、スマートフォンを生産する機械のみが残ってしまった場合はどうでしょうか。多分、今までと同じようにスマートフォンは生産され、私たちはいつも通り操作をすると思います。ボタンを押すと果物が出てくる装置において、どうやって果物が出るかはわからないけど、お腹がすいたときに巧みにボタンを押し、果物を得る霊長類研究センターの猿と同じです。
もし、そのボタンが壊れてしまったとき私たちはそれを直すことができるのでしょうか